刑事事件による冤罪について

冤罪が明らかになるケースが増えています

ヌーの群れ刑事事件において、裁判で有罪が確定して刑務所に収監された方が再審請求を行い、判決が覆り無罪が認められる報道を最近よく見かけるようになりました。
これは極端な例と考えられますが、無罪の方が犯罪者と見なされて裁判に被告として出廷させられることも、同様に冤罪による被害者の規定に当てはまるものと考えられています。

なぜ冤罪事件が起こるのか?

冤罪が起こる原因として考えられることは、警察による自供の強要がよく言われていますが、密室で長時間に渡り取り調べを受け、しかもあたかも犯罪を行ったとして脅迫的な取り調べを受けると精神的に参ってしまい、認めてしまった方が楽だと考えてしまうことはありうることだと思われます。
日本の裁判では自供は重く受け止められてしまい、裁判で否認しても裁判官に対して印象を悪くしてしまうだけとなってしまいます。

自供偏重の取り調べが問題視されています

最近では、取り調べにおける誘導や強要が行われないようにチェックする方法として取り調べの可視化が求められていて、一部の事案について義務化を行う改正が閣議決定されています。
ただし、最も早くて2018年からの施行となっています。
ただし、この改正が行われても刑事事件の数%しか対象となりません。

冤罪の典型的ケースが痴漢冤罪です

通勤電車を利用する男性にとって、痴漢は冤罪に巻き込まれる危険が最もリスクが高いもので、実際に多数の方が被害にあっています。
痴漢犯罪は取り調べの可視化の対象となっておらず、被害の逢われた女性の方にこの人が犯人ですと言われてしまったら逃れる方法がありません。
女性の方が間違えて犯人扱いする場合や、痴漢されたと虚偽を行う場合もあり、電車内では女性の近くに立たないなどの自己防衛をしなければ非常に危険です。
痴漢で裁判となった場合の有罪率は99%以上と言われているので十分な対策が必要です。